高齢者講習について

現在、70歳以上の運転免許所持者には、免許更新時に「高齢者講習」を受講することが義務付けられています。
この講習は、視力や運転操作に問題がないかを診断したり、実際に車を運転しながら、自身の運転技能についての認識・理解を深め、 その後の安全運転に活かしていただくためのものです。

75歳以上の方は、高齢者講習の前に「講習予備検査」を受けることが義務付けられています。
講習予備検査は、記憶力や判断力を測定する検査で、同じ日に、その結果に応じて、従来よりもきめ細かな高齢者講習を実施します。

講習は予約制になっておりますので、高齢者講習通知書が届きましたら、早めに予約してください。予約は電話でも受付致します。
講習時間は午前9時から・午後1時からの3時間(小型特殊免許のみの方は2時間)となっています。


高齢運転者による交通事故の状況
  近年、高齢運転者による交通事故が増加傾向にあり、10年間(平成12〜22年)で1.77倍(75歳以上では2.95倍)となっております。 運転免許保有者10万人当たりの交通死亡事故件数を年齢別でみると、若者についで65歳以上の高齢者が多く発生している状況にあります。
高齢運転者の交通事故の違反内容を見てみると、交差点等での事故が多く、その中には赤色信号を見落とし、交差点に進入し、あるいは信号停止中の 車両に衝突するといった事故が発生しており、事故後に認知症と診断される場合も少なくありません。

※某日の昼、認知症で治療中の者が運転する乗用車が、A市の信号交差点で信号待ちをしていた車に追突し、さらにその弾みで 追突された車が対向車線の車に衝突するなどの、多数の車両が絡む事故が発生しました。この事故により、全身を強く打ち死亡した者のほか、 多数の傷者を出す悲惨な結果を招いています。
 


高齢者講習の対象者、受講期間と手数料
  講習の対象となる方
 免許証の更新期間が満了する日の年齢が70歳以上で免許の更新を行う方です。
 なお、75歳以上の方は、講習の前に講習予備検査があります。

講習の受講期間
 免許証の更新期間が満了する日の6ヶ月前から受けることができます。

   注意:更新期間満了日が日曜・祝日の場合はその翌日までとする

手数料
    ・70歳から74歳の方は5,600円
  ・75歳以上の方は5,850円(検査手数料650円+講習手数料5,200円)


講習予備検査の方法とその内容
  講習予備検査は、検査員の説明を受けながら、検査用紙に受検者が記入して行います。
検査では、次の3つの検査項目によって、受検者の記憶力や判断力を判定します。


(1)時間の見当識
 検査時における年月日、曜日、時間を答えます。
 
  (2)手がかり再生
  4種類のイラストが描かれたボードが4枚提示され、検査員の説明を受けながら記憶します。 その後、別の作業をはさんでから、先程記憶したイラストをヒントなしに回答し、更に、 ヒントをもとに回答します。




 


(3)時計描写
まず、時計の文字盤を描きます。
次に、指定された時刻(例:11時10分)を示す針を、その文字盤の上に描きます。
 


講習予備検査の結果の判定
  検査終了後採点が行われ、その点数に応じて、
「記憶力・判断力が低くなっている方」
「記憶力・判断力が少し低くなっている方」
「記憶力・判断力に心配のない方」の3つの分類で判定が行われます。

検査から採点、結果の通知まで、30分程度で終わります。


検査結果を踏まえた高齢運転者の免許更新の流れ
  75歳以上の高齢者講習は、講義(30分)、運転適性検査器材を使用して動体視力や反応速度を測定する講義(1時間)、 実際に自動車を運転して行う講習(1時間)の3つのカリキュラムで、講習予備検査で判定された結果に基づいた、 きめ細やかな講習が行われます。

また、検査の結果「記憶力・判断力が低くなっている」とされ、一定の期間に特定の交通違反(信号無視や一時不停止など)が ある場合には、専門医の診断を受けなければならず、認知症と診断された場合は、免許が取り消されます。


  出典:政府広報オンライン (http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200905/2.html)

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